#iroha2019day4i. [iroha2019_day4_i]ピンチ
[iroha2019_day4_i]ピンチ
ストーリー
(ちょっと、想定外です…)せんぱいが魔法陣で移動した直後、わたしは背後から来た異形に囚われてしまった。
(せんぱいに心配をかけるわけにはいかない、けど…)拘束は厳しく、取り付けられた爆弾のようなものも集中を妨げる。
(せめて、せんぱいだけは…)思考が停滞していく。そこに、聞き慣れた声が飛び込んできた。
「いろはちゃん!…助けに、来たよ!」
問題文
爆弾は 個の端子を持つ。任意の 端子間にはコードがちょうど 本存在し、特定の方向にのみ電流が流れる(つまり、爆弾は完全グラフの各辺に適当に向きをつけたものである)。この方向は入力で与えられない。 各コードにはスイッチがあり、オン・オフを切り替えられるが、はじめはすべてオフになっている。爆弾は次のように解体しなければならない。
- 無力化する端子の個数 を指定する。
- その後、 個の相異なる端子の番号 を指定し、順番に無力化する。
- ただし、全ての について、 間のコードが電流を流す方向は である。
あなたの仕事は、次の 種類のクエリを何回か呼んだ後、解体手順 を出力することである。
- 「トグル」: つの端子 を指定し、その間のコードのオン・オフを切り替える。ただし、オンになっているコードが 本を超えた場合、即座に爆弾が爆発する。
- 「検定」: つの端子 を指定する。端子 から現在オンになっているコードのみを経由して端子 に電流が流れる場合
Y
、流れない場合N
と判定される。
ただし、次のいずれかの条件を満たすと、爆弾は爆発してしまい、不正解となる。
- クエリや解答が invalid である。
- 「トグル」クエリを、 回を超えて呼び出す。
- 「検定」クエリを、 回を超えて呼び出す。
- オンになっているコードが 本を超える。
- 出力より多くの端子を無力化できる解が存在する。
制約
入出力
最初に、標準入力から が以下のように与えられる:
次に、「トグル」および「検定」クエリを 回以上行う。各クエリは、標準出力に以下の形式で出力しなければならない。
「トグル」クエリ:
ただし、 でなければならない。この直後には、標準入力には何も与えられない。
「検定」クエリ:
ただし、 でなければならない。この直後に、質問の答えが標準入力から以下の形式で与えられる:
ans
ここで、 は Y
または N
である。
最後に、解答を出力する。これらは以下の形式で出力しなければならない:
0 0
その後、直ちにプログラムを終了すること。
ジャッジ
- 出力のあと、標準出力を flush しなければならない。 そうでないときは TLE の恐れがある。
- 解答を出力したあと、プログラムはすぐに終了しなければならない。そうでない場合の挙動は未定義である。
- 出力が誤っていたときの挙動は未定義である。
サンプル
このサンプルでは で、電流の向きは $1 \\rightarrow 2, 2 \\rightarrow 3, 3 \\rightarrow 1$ である。また、出力された解答は である。
入力
出力