問題文
頂点に 1 から N の番号がついた木 T があります。 T の i(1leqileqN−1) 番目の辺は頂点 ui と頂点 vi を結んでいます。
T を用いて、(1,2,ldots,N) の順列 P=(P1,P2,ldots,PN) の類似度を以下で定めます。
- T 上の任意の単純パス x=(x1,x2,ldots,xk) に対して、y=(Px1,Px2,ldots,Pxk) とする。このとき、x と y の最長共通部分列の長さとして考えられる最大値を類似度とする。
類似度が最小となるような順列 P を一つ構築してください。
部分列とは 数列の部分列とは、数列から 0 個以上の要素を取り除いた後、残りの要素を元の順序で連結して得られる数列のことをいいます。 例えば、(10,30) は (10,20,30) の部分列ですが、(20,10) は (10,20,30) の部分列ではありません。 単純パスとは グラフ G 上の頂点 X,Y に対して、頂点列 v1,v2,ldots,vk であって、 v1=X, vk=Y かつ、1leqileqk−1 に対して vi と vi+1 が辺で結ばれているようなものを頂点 X から頂点 Y への ウォーク と呼びます。 さらに、v1,v2,ldots,vk がすべて異なるようなものを頂点 X から頂点 Y への 単純パス (あるいは単に パス) と呼びます。
制約
- 2leqNleq5000
- 1lequi,vileqN
- 与えられるグラフは木
- 入力される数値は全て整数
入力
入力は以下の形式で標準入力から与えられる。
N
u1 v1
u2 v2
vdots
uN−1 vN−1
出力
類似度が最小となるような順列 P を空白区切りで出力せよ。解が複数存在する場合、どれを出力しても正解とみなされる。
入力例 1
3
1 2
2 3
出力例 1
3 2 1
出力例の順列の類似度は 1 となっています。これは、以下のように計算できます。
-
x=(1) のとき y=(P1)=(3) です。x,y の最長共通部分列の長さは 0 です。
-
x=(2) のとき y=(P2)=(2) です。x,y の最長共通部分列の長さは 1 です。
-
x=(3) のとき y=(P3)=(1) です。x,y の最長共通部分列の長さは 0 です。
-
x=(1,2) のとき y=(P1,P2)=(3,2) です。x,y の最長共通部分列の長さは 1 です。 これを反転した x=(2,1) についても同様です。
-
x=(2,3) のとき y=(P2,P3)=(2,1) です。x,y の最長共通部分列の長さは 1 です。 これを反転した x=(3,2) についても同様です。
-
x=(1,2,3) のとき y=(P1,P2,P3)=(3,2,1) です。x,y の最長共通部分列の長さは 1 です。これを反転した x=(3,2,1) についても同様です。
類似度が 0 以下の順列は存在しないことが証明できるので、これが答えとなります。
入力例 2
4
2 1
2 3
2 4
出力例 2
3 4 1 2
類似度が最小の順列が複数存在する場合、どれを出力してもよいです。例えば、4 3 2 1
といった出力も正解になります。