#gigacode2019b. [gigacode_2019_b]採用面接

[gigacode_2019_b]採用面接

配点: 100100

問題文

GigaCode 社は毎年採用面接を行っています.
この会社では,採用において「技術力」「社会性」の 22 つの観点を重要視しています.採用に当たっては「技術力」「社会性」それぞれ 100 点満点で点数をつけ,それらに応じて以下の 22 つの条件を両方満たす人のみ合格とします.

  • 技術力が XX 点以上かつ社会性が YY 点以上である.
  • 技術力と社会性の合計点が ZZ 点以上である.

さて,今年は NN 人の大学生が応募しました.ii 人目の応募者は,技術力の点数が AiA_i 点,社会性の点数が BiB_i 点でした.何人の応募者が採用面接に合格するか,求めてください.

制約

  • 1leqNleq1001 \\leq N \\leq 100
  • 0leqAileq1000 \\leq A_i \\leq 100
  • 0leqBileq1000 \\leq B_i \\leq 100
  • 0leqXleq1000 \\leq X \\leq 100
  • 0leqYleq1000 \\leq Y \\leq 100
  • 0leqZleq2000 \\leq Z \\leq 200
  • 入力はすべて整数

部分点

この問題はいくつかの小課題に分けられ,その小課題のすべてのテストケースに正解した場合に「この小課題に正解した」とみなされます.
提出したソースコードの得点は,正解した小課題の点数の合計となります.

  1. (30 点) N=1N = 1 を満たす.
  2. (30 点) NN 人全員が採用面接に合格する.
  3. (40 点) 追加の制約はない.

入力

入力は以下の形式で標準入力から与えられます.

NN XX YY ZZ A1A_1 B1B_1 A2A_2 B2B_2 A3A_3 B3B_3 ... ANA_N BNB_N


出力

NN 人のうち何人の応募者が採用面接に合格するか,整数で出力してください.

小課題 1 のヒント

小課題 1 では,すべてのテストケースが N=1N = 1 です.つまり,以下の形式で入力が与えられます.

NN XX YY ZZ A1A_1 B1B_1

そのとき,XleqA1,YleqB1,ZleqA1+B1X \\leq A_1, Y \\leq B_1, Z \\leq A_1 + B_1 のすべての条件を満たせば,11 人目の応募者が合格するので 11 と出力し,そうでない場合は 00 と出力するのが,小課題 1 の本質です.
なお,この小課題は,繰り返し処理等を使わなくても解くことができます.


小課題 2 のヒント

小課題 2 では,答えは必ず NN になります.

小課題 3 のヒント

for 文などの繰り返し処理と,if 文などの条件分岐を使うと,解くことができます.


入力例 1

1 60 20 100
72 28

出力例 1

1

11 人目の応募者は,以下の条件を満たすため,合格となります.

  • 技術力の点数が 7272 点となり,合格基準である 6060 点以上となる.
  • 社会性の点数が 2828 点となり,合格基準である 2020 点以上となる.
  • 技術力と社会性の合計点数が 72+28=10072+28=100 点となり,合格基準である 100100 点以上となる.

よって,合格人数は 11 人です.

なお,この入出力例は 11 つ目の小課題(小課題 11)の制約を満たします.また,22 つ目の小課題(小課題 22)の制約も満たします.


入力例 2

5 70 70 150
72 77
70 90
65 88
75 75
97 84

出力例 2

3

22 人目・44 人目・55 人目の応募者のみ合格となります.
この入出力例は N=1N=1 ではないので,小課題 11 の制約を満たしません.


入力例 3

15 80 60 150
20 24
33 17
29 36
40 18
15 27
10 41
53 77
42 15
12 17
32 10
19 28
37 27
91 2
13 25
40 40

出力例 3

0

とても難しい採用試験です.