#arc0154. [arc015_4]きんいろクッキー
[arc015_4]きんいろクッキー
問題文
高橋くんのお仕事は、クッキー工場で金色のクッキーをクリックするだけの簡単なお仕事である。
クッキー工場は次の性質を持っている。
- 通常のクッキーと金色のクッキーが生成される。生成される時刻は整数秒である。
- 通常のクッキーは 秒につき 枚だけ生成される。
- 金色のクッキーは、通常のクッキーの生成条件とは別に 秒につき確率 で 枚だけ出現する。
- クリックされた金色のクッキーは消滅し、 通りの効果のうち 個の効果をもたらす。
- 効果 は確率 で起こり、その次の秒に生成される通常のクッキーから 回、生成される通常のクッキーの個数を 倍する。
- 上記の効果は重複する。たとえば、ある秒で効果 が 回、効果 が 回継続している場合、その秒でのクッキーの生成数は 個となる。
たとえば、開始 秒後にクリックした金色のクッキーが持続時間 秒、倍率 倍の効果を発動し、 秒後にクリックした金色のクッキーが持続時間 秒、倍率 倍の効果を発動したとき、生成される通常のクッキーの枚数は、
秒
枚数
となる。
高橋君は皮算用が好きである。 秒からはじめて、出現する金色のクッキーをすべて出現時にクリックした場合、
秒目のクッキー生成が終わった時点で、生成された通常のクッキーの総数の期待値を求めよ。
入力
入力は以下の形式で標準入力から与えられる。 :
- 行目は、クッキーを生成する時間を表す整数 、クッキーが持つ効果の種類を表す整数 、金色のクッキーが出現する確率 が半角空白区切りで与えられる。
- 行目から 行は、金色のクッキーをクリックすることで起こる 番目の効果を表す。その効果が表れる確率 、その効果の倍率を表す整数 、その効果の持続時間を表す整数 が、スペース区切りで与えられる。
- の和は となる。
- 正しい出力が を上回ることはない。
- 与えられる小数の入力は全て、多くても小数第 位までしか存在しない。
出力
秒目のクッキー生成が終わった時点で、生成された通常のクッキーの総数の期待値を1行で出力せよ。
なお、出力の最後には改行をいれること。
出力は絶対誤差あるいは相対誤差の少なくとも片方が 以下であれば許容される。
入力例 1
10 2 0.5
0.5 10 1
0.5 2 1
出力例 1
32.5
- 最初の 秒は、必ず 枚のクッキーが生成されます。
- 秒目からは、 枚のクッキーが生成される確率が 、 枚のクッキーが生成される確率がなので、平均して毎秒 枚のクッキーが生成されます。
入力例 2
100000 3 0.01
0.48175 7 77
0.033325 777 13
0.484925 1 100
出力例 2
16540797.4844572
入力例 3
300 1 1
1 2 1000
出力例 3
2037035976334490000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000
- 出力は指数表記にしてはいけません。誤差が許容される点にも注意してください。