#arc0154. [arc015_4]きんいろクッキー

[arc015_4]きんいろクッキー

問題文

高橋くんのお仕事は、クッキー工場で金色のクッキーをクリックするだけの簡単なお仕事である。
クッキー工場は次の性質を持っている。

  • 通常のクッキーと金色のクッキーが生成される。生成される時刻は整数秒である。
  • 通常のクッキーは 11 秒につき 11 枚だけ生成される。
  • 金色のクッキーは、通常のクッキーの生成条件とは別に 11 秒につき確率 PP11 枚だけ出現する。
  • クリックされた金色のクッキーは消滅し、NN 通りの効果のうち 11 個の効果をもたらす。
  • 効果 ii は確率 qiq_i で起こり、その次の秒に生成される通常のクッキーから tit_i 回、生成される通常のクッキーの個数を xix_i 倍する。
  • 上記の効果は重複する。たとえば、ある秒で効果 ii22 回、効果 jj11 回継続している場合、その秒でのクッキーの生成数は xi2\*xjx_i^2\*x_j 個となる。

たとえば、開始 00 秒後にクリックした金色のクッキーが持続時間 33 秒、倍率 22 倍の効果を発動し、11 秒後にクリックした金色のクッキーが持続時間 11 秒、倍率 33 倍の効果を発動したとき、生成される通常のクッキーの枚数は、

00

11

22

33

44

55

枚数

11

22

66

22

11

11

となる。
高橋君は皮算用が好きである。00 秒からはじめて、出現する金色のクッキーをすべて出現時にクリックした場合、
T1T-1 秒目のクッキー生成が終わった時点で、生成された通常のクッキーの総数の期待値を求めよ。


入力

入力は以下の形式で標準入力から与えられる。TT NN PP q1q_1 x1x_1 t1t_1 q2q_2 x2x_2 t2t_2 : qNq_N xNx_N tNt_N

  1. 11 行目は、クッキーを生成する時間を表す整数 T(1T100,000)T\\ (1≦T≦100,000)、クッキーが持つ効果の種類を表す整数 N(1N10,000)N\\ (1≦N≦10,000)、金色のクッキーが出現する確率 P(0P1)P\\ (0≦P≦1) が半角空白区切りで与えられる。
  2. 22 行目から NN 行は、金色のクッキーをクリックすることで起こる ii 番目の効果を表す。その効果が表れる確率 qi(0qi1)q_i\\ (0≦q_i≦1)、その効果の倍率を表す整数 xi(1xi1,000)x_i\\ (1≦x_i≦1,000)、その効果の持続時間を表す整数 ti(1ti100,000)t_i\\ (1≦t_i≦100,000) が、スペース区切りで与えられる。
  • qiq_i の和は 11 となる。
  1. 正しい出力が 1010010^{100} を上回ることはない。
  2. 与えられる小数の入力は全て、多くても小数第 66 位までしか存在しない。

出力

T1T-1 秒目のクッキー生成が終わった時点で、生成された通常のクッキーの総数の期待値を1行で出力せよ。
なお、出力の最後には改行をいれること。
出力は絶対誤差あるいは相対誤差の少なくとも片方が 10310^{-3} 以下であれば許容される。


入力例 1


10 2 0.5
0.5 10 1
0.5 2 1

出力例 1


32.5
  • 最初の 11 秒は、必ず 11 枚のクッキーが生成されます。
  • 22 秒目からは、1010 枚のクッキーが生成される確率が 2525%22 枚のクッキーが生成される確率が2525%なので、平均して毎秒 3.53.5 枚のクッキーが生成されます。

入力例 2


100000 3 0.01
0.48175 7 77
0.033325 777 13
0.484925 1 100

出力例 2


16540797.4844572

入力例 3


300 1 1
1 2 1000

出力例 3


2037035976334490000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000
  • 出力は指数表記にしてはいけません。誤差が許容される点にも注意してください。