#arc0112. [arc011_2]ルイス・キャロルの記憶術

[arc011_2]ルイス・キャロルの記憶術

問題文

古今東西、数字の記憶には様々な方法が取り入れられてきた。
例えば日本では ee の値を「鮒一鉢二鉢一鉢二鉢至極惜しい」などとして記憶するし、欧米では ππ の値を Yes, I know a number! として記憶する。 「不思議の国のアリス」の著者として知られるルイス・キャロル (本名:チャールズ・ラトウィッジ・ドジソン) は、子音のみを用いた独自の記憶術を作り、様々な年号を記憶していたらしい。 これによれば、次のように、文字に数字を割り当てていたという。

図:文字から数字への割り当て

この表に従い、覚えたい数字を子音に変換し、これを用いた単語をひとつ作って文にすることで、キャロルは年号などを覚えていたという。
なお、子音以外の文字 (a,e,i,o,u,y や、コンマ、ピリオド等) はすべて無視され、大文字も小文字も同じように変換される。

例えば、モーツァルトの正没年は Mozart plays magic. とし、playsplays756756 に変換し、 magicmagic791791 に変換して、 17561756 17911791 年と覚えることができるわけ である。 この方式での記憶文が与えられるとき、それを前から順に変換し、変換した数字を出力するプログラムを作成せよ。


入力

入力は以下の形式で標準入力から与えられる。
NN w0w_{0} w1w_{1} ...... wN1w_{N-1}

  1. 11 行目は単語の数を表す整数 N(1N1,000)N(1≦N≦1,000) が与えられる。
  2. 22 行目は単語が半角スペース区切りで与えられる。
  • 単語とは半角英字 ピリオド コンマから構成される。
  • 各単語は 11 文字以上 3030 文字以内である。

出力

与えられた単語から変換された数字を 11 行で出力せよ。
ただし、変換された数字と数字の間には半角スペースを 11 つ入れること。
整数の頭に 0 がつく場合もあるが、その場合は 0 も出力すること。
また、出力の最後には改行をいれること。


入力例 1


3
Mozart plays magic.

出力例 1


7003 756 791
```*   変換表により、`Mozart`の`M`を $7$ に変更します。  
    `z`を $0$ に変更します。  
    `r`を $0$ に変更します。  
    `t`を $3$ に変更します。  
    こうして、`Mozart`から $7003$ へ変換することができました。
*   同様にして、`plays`から $756$ へ、`magic`から $791$ へ変換します。

* * *

### 入力例 2

```plain

3
Columbus found USA.

出力例 2


15716 492 6
  • Columbus を変換して 1571615716
  • found を変換して 492492
  • USA を変換して 66 をそれぞれ得ることができます。

入力例 3


7
I have a scissors for right hand.

出力例 3


85 616606 40 0983 892
  • Iaは母音のみからなる単語ですので、これらの単語は無視され、全部で 55 個の整数が出力されます。

入力例 4


4
abc ab aa aiueo

出力例 4


11 1
  • 最後に余分な空白を入れてはいけません。

入力例 5

[訂正] 2013.01.19 21:16 11 行目が誤って 55 になっておりましたので、修正いたしました。```plain

4 aaa aa a aa


### 出力例 5

```plain


  • 母音のみからなる単語しかないので、最後の改行のみが出力されます。